歯ブラシの種類について
2026.01.08
歯ブラシの種類 ①手用歯ブラシ 手用歯ブラシは、形態や植毛状態、毛束、毛の硬さなどによって、さまざまな種類のものが販売されています。新しい植毛技術によるヘッドの薄型化、2種類の樹脂を使ったフィット感のある握りやすいハンドルなど、効果的な歯磨きを行うための新商品もみられます。 多くの種類がある中で個々にあった歯ブラシを選ぶためには、専門家のアドバイスが必要です。 ・望ましい歯ブラシとは ヘッドは複雑な口の中の形態に適応できるやや小さめで薄めのもの ハンドルが手にフィットして握りやすいもの 歯ブラシの方法に形態や毛の硬さなどが適しているもの ・管理方法 使用した歯ブラシはブラシについた汚れを流水でキレイに洗い流し、風通しの良い場所で保管します。 ブラシが湿った状態のままにしておくと不潔になるので、ブラシ部分を上にしてコップなどに立てて乾燥させる方が良いです。 毛先が開いてきたら早めに交換します。歯ブラシの毛先を上に向けて目線と歯ブラシを並行にし、ブラシが外側に広がって見えるようになったら取り替え時です。 1日の歯ブラシの回数にもよりますが、おおよそ交換時期は1ヶ月に1回が目安となります。 ②電動歯ブラシ 電動歯ブラシは、1960年頃から、手用歯ブラシの細かい操作が困難な幼児や高齢者、障害者向けに推進されてきました。 現在では、技術の進歩によってさまざまな振動様式のものが市販され、使用者が増加しています。 ちなみに電動歯ブラシは振動数により名称が変わります。 ちなみに振動数が少ないものから、電動歯ブラシ、音波ブラシ、超音波ブラシとなり、各々期待できる効果が異なってきます。 現在もしくは今後使用を検討している方はご自身の使っている、または欲しい歯ブラシがどの種類に属するかを 考えてみると面白いと思います。 ・特徴 振動や反転などの運動によって、歯垢を取ります。ストローク数は、毎分2000〜10000回程度と、種類により様々です。 毛 先がうまくブラッシング部位に当たると、歯垢除去効果が高いので、歯磨きの時間の短縮が可能です。 また、歯茎のマッサージ効果もあります。 ・適応 操作方法が簡単なので、細かい操作が困難な場合や矯正装置の装着者に適しています。 ・使用法と注意点 歯磨剤を使用する場合は、研磨剤の入っていない歯磨き粉を選択すると良いです。 歯茎が下がってきたりすることがありますが、歯磨剤そのものというより過度に歯ブラシを強く当てているのが原因のことが多いです。 ③音波ブラシ 音波ブラシは、毎分約30000回の振動による音波エネルギーで歯垢を破壊する音波方式、微振動タイプの電動歯ブラシの1つです。 ・特徴 音波ブラシは、リニアモーターの技術を利用しています。 N極とS極を1秒間に約500回というスピードで切り替える事により、歯ブラシを毎分約30000回振動させ、音波を生じさせます。 口の中で、左右約1〜5mmの振れ幅が唾液などの水分を激しく振動させ、同時に多量の泡を発生させるのもあります。 その激しい水分の振動と泡とは、歯周病原細菌を破壊し、細菌の構造にダメージを与えます。 これは電動ブラシにはない特徴です。 ・使用法と注意点 電動歯ブラシと同様に使用します。口の中全体を2分間で磨くことを目安にするといいです。 ④超音波歯ブラシ 音波歯ブラシと同様、新しいタイプの電動歯ブラシです。 ・特徴 超音波を毛先に生じさせることにより、歯垢と歯の結合力を弱めたり、口内炎発症予防に効果的です。 また、骨や皮膚の創傷の治癒の促進効果が認められています。(歯科分野での実証はまだ実験レベルですが、整形外科分野では骨折部位の治癒促進に超音波を用います。そのため、歯を支える歯槽骨にも有効なのではないかと考えられています。) ・使用法と注意点 使用よ手順は電動歯ブラシや音波歯ブラシと基本的には同じですが、普通の歯ブラシのように毛先を歯に当てて軽く動かす 必要があります。 このように歯ブラシの種類はたくさんあります。 では手用と電動どちらのほうが良いのか? これはプロの中でも色々と意見が分かれるところでもあります。 僕自身今は音波ブラシで研磨剤の入っていない歯磨剤を使用しています。しかし、これを推奨しているわけでもありません。 特に深い意味はなく個人的に音波式のほうが何となくテンションが上がるので、面倒くさい歯ブラシの時間を少しでも頑張れるように音波式を今は使用している次第です。超音波も試してみたいなと思っています。 大事なのは各々の器具での磨き方を学び、正しく磨くことだと考えています。 歯垢は虫歯や歯周病の最も代表的な原因と言われています。また、誤嚥性肺炎、循環障害などの全身疾患への発生にも影響を及ぼします。そのため、生涯にわたって歯磨きをし、口の中の環境を綺麗に継続することが大切になります。 まずは自分に合う歯ブラシを選ぶことが大切です。 萩野 貴磨