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詰め物・被せ物治療

当院の詰め物・被せ物治療

当院の詰め物・被せ物治療

詰め物や被せ物の治療では、見た目の美しさだけでなく、精度の高さがとても重要です。特に「マージン」と呼ばれる歯と補綴物の境目をどれだけ精密に仕上げられるかが、むし歯の再発防止や清掃のしやすさに大きく関わります。
当院では、治療精度を高めるためにマイクロスコープを導入しています。
マイクロスコープは肉眼の約20倍まで拡大できるため、わずかな段差や隙間も確認しながら、精密な形成と装着が可能です。
その結果、歯にしっかりと適合し、長期的に安定した詰め物・被せ物の装着を実現します。

保証について

※当院の詰め物は5年保証となります。 ただし、ハイブリッドセラミックインレーは劣化するため、適応外となります。

※当院の被せ物は5年保証となります。

セラミックの種類

ジルコニア

ジルコニア

ジルコニアは、二酸化ジルコニウムを主成分とする高性能なセラミック素材です。
金属に匹敵する強度を持ちながら、天然歯のような透明感と色調を再現できるのが特徴です。
強度が高いため、奥歯など咬合力がかかる部位にも適しており、審美性と耐久性の両立が可能です。
また、金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がなく、身体にやさしい素材として注目されています。

e-max

e-max

e-maxは、二ケイ酸リチウムを主成分とするガラスセラミックスで、透明感と強度のバランスに優れています。
硬すぎず柔らかすぎない性質のため、噛み合う歯を傷つけにくく、長期的な使用にも適しています。
また、密着性が高く、歯との境目からむし歯が再発するリスクを抑えることができます。 見た目が自然で、前歯から奥歯まで幅広く使用できる素材です。

ゴールド

ゴールド

ゴールドは、長い歴史の中で信頼されてきた補綴素材です。
金属でありながら錆びにくく、溶け出しもほとんどありません。柔軟性があるため歯との適合性が高く、噛む力を分散させて歯を守ります。
見た目はセラミックに比べて劣りますが、強度・精度・耐久性に優れており、歯ぎしりや噛む力が強い方にもおすすめです。
長年にわたって使用されてきた実績があり、信頼性の高い素材といえます。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングは、ハイブリッドセラミックを直接歯の表面に盛り付けて形を整える方法です。
欠けた歯の修復や、歯と歯のすき間の改善、変色のカバーなどに対応できます。歯をほとんど削らずに治療できるため、天然の歯をできるだけ残すことができる点が大きな特徴です。型取りの必要がなく、1回の治療で終了することも多い治療法です。
見た目も自然で、金属アレルギーの心配もありません。ただし、長年の使用で変色や破折が起こる場合があり、症例によっては適用できないケースもあります。カウンセリングで十分にご説明のうえ、適切な治療法をご提案します。

ラミネートべニア

ラミネートべニア

ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り、その上からセラミック製の薄い板を貼り付けて見た目を整える治療法です。
いわば「歯の付け爪」といえる方法で、短期間で歯の色や形を改善できます。歯を大きく削る必要がなく、治療の負担が少ないのが特徴です。 変色やすき間、歯の形の不揃いなどを自然にカバーできるため、審美性を重視する方に適した治療法です。

セラミックのメリット

セラミック

見た目が天然歯のように白く美しい

むし歯の再発予防にも効果がある

変色しにくい

金属アレルギーでも安心

セラミック治療の流れ

1カウンセリング

患者さんの口腔内の状態や歯ぎしり・食いしばりの有無、ライフスタイルによって適切な補綴物は異なります。まずは、患者さんのご要望をお聞きし、適切な詰め物被せ物の種類を一緒に確定させていきます。

2検査・歯型取り

患者さんにぴったりの詰め物被せ物治療を行うために口腔内の状態を確認・検査します。歯型採取やレントゲン撮影を行います。痛みはありませんのでご安心ください。

3土台・仮歯の装着

セラミックを装着する前の準備として土台を整えます。切削量は必要最小限に抑えますのでご安心ください。土台が完成したら、セラミックを装着するまでは、仮歯でお過ごしいただきます。

4詰め物・被せ物の装着

作製した補綴物を実際に装着します。咬んでいただき問題がないか確認していただきます。必要に応じて微調整を行い治療は終了です。

5定期メンテナンス

セラミックを長く使用するためには、治療後も定期的にメンテナンスを受ける必要があります。口腔内に歯垢・歯石が溜まっている状態では、セラミックとはいってもむし歯になりやすいです。そのため、3か月に1回程度は、歯科医院で歯のクリーニングなどを受けましょう。