入れ歯・義歯治療

歯を失った場合、その本数に応じて部分入れ歯や総入れ歯を使用し、咀嚼機能や見た目を回復することができます。
当院では、患者さんのお口の状態やご希望に合わせて、保険適用の入れ歯から自費診療の精密義歯まで幅広く対応しています。
このようなお悩みはありませんか?
放置は危険ですので、早急に当院へご相談ください!
- 入れ歯が合わず、よく噛めない
- 食事が苦痛に感じる
- 見た目の良い入れ歯を作りたい
- インプラント治療を検討したい
保険診療と自費診療の違い
| 保険の入れ歯 | 自費の入れ歯 | |
|---|---|---|
| 素材 | 限られる 歯科用プラスチック、金属 |
自由に選択可能 セラミック、シリコン、チタン、ゴールドなど |
| 見た目 | やや劣る | 自然な美しさ |
| 異物感 | 感じやすい | 感じにくい |
| 作成期間 | 短い 2週間~1ヵ月 |
長い 1~3ヵ月 |
| 耐久性 | 低い | 高い |
| 費用 | 低価格 | 比較的高額 |
入れ歯の種類
保険義歯

保険適用の入れ歯は、比較的低価格で作製できるため、経済的負担を抑えたい方に適しています。
素材にはプラスチック(レジン)が使用され、噛む力の回復や見た目の補正といった基本的な機能を備えています。
一方で、プラスチック素材は厚みがあるため装着感に違和感が出やすく、耐久性も高くありません。
そのため、数年ごとに修理や作り替えが必要になることがあります。
保険適用の入れ歯の費用相場(3割負担の場合)
部分入れ歯
5,000円〜15,000円
総入れ歯
10,000円〜20,000円
金属床義歯

金属床義歯は、床(しょう)と呼ばれる部分に金属を使用した入れ歯です。
費用は、使用する金属の種類によって異なります。 金属を使用することで薄くて丈夫な設計が可能になり、装着時の違和感が少ないのが特長です。
熱伝導性に優れているため、食事の際に温度を自然に感じることができ、食事の楽しみを損ないません。
また、金属アレルギーに配慮した素材を選択することもできます。
デメリットとしては自費診療のため費用が高くなる点、金属アレルギーの可能性がある点が挙げられます。
ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、金属の留め具(クラスプ)を使わずに装着できる部分入れ歯です。
柔軟性の高い特殊樹脂で作られており、自然な見た目と軽い装着感が特長です。
入れ歯を付けていることが周囲の人から気づかれにくいため、見た目を重視される方にも選ばれています。 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がなく、歯や歯ぐきへの負担も少ないのがメリットです。 素材が弾力性に優れているため、装着時の違和感も少なく、初めて入れ歯を使う方にも馴染みやすい構造になっています。
一方で、金属床義歯に比べると耐久性はやや劣り、経年的に変色やゆるみが出ることがあります。
長期間快適に使用するためには、定期的なメンテナンスや洗浄が欠かせません。
インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーは、数本のインプラントを土台として埋め込み、その上に入れ歯をしっかり固定する治療法です。
一般的な入れ歯と比べて安定感に優れており、食事中や会話中にずれたり外れたりする心配がほとんどありません。
しっかり噛めるため、硬い食べ物も安心して楽しめます。また、顎の骨にしっかりと支えられる構造のため、見た目も自然で、発音もしやすいのが特長です。
ただし、外科的な処置が必要になるため、治療期間が長くなることや費用が高額になる点には注意が必要です。
また、インプラントを埋め込むためには十分な骨の厚みや質が必要であり、状態によっては治療が難しい場合もあります。
「入れ歯が合わない」「食事中に動くのが気になる」という方には、安定性と快適性を両立できる選択肢としておすすめできる治療法です。
そもそも入れ歯が合わない気がする方へ
経験豊富な歯科医師による「インプラント治療」の検討
現在の入れ歯治療に不満がある、義歯の調整を繰り返しているけど、違和感がなくならない場合は、そもそも入れ歯治療自体合っていない可能性があります。
歯の機能を補う治療は入れ歯だけではありません。インプラント治療やブリッジなども選択できます。患者さんの口腔内の状態やライフスタイルなどによって適切な治療法は異なります。
当院には、インプラント治療の知識・経験が豊富な歯科医師も在籍していますので、入れ歯治療が適切かどうか知りたい方は、一度お気軽にご相談ください。